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【導入事例:マイスターズグリット】塗装技術の知を結集したChatbotが、熟練技術の共有と活用を加速する マイスターズグリット株式会社 ✕ 株式会社アンプラット

2026.03.03
【導入事例:マイスターズグリット】塗装技術の知を結集したChatbotが、熟練技術の共有と活用を加速する  マイスターズグリット株式会社 ✕ 株式会社アンプラット

全国知識製造業会議2025(2025年4月18日開催)に参加したマイスターズグリット株式会社は、全国知識製造業大賞2024の大賞「製造業の技術や知識をChatbotに集結する未来」株式会社サンコー技研×株式会社アンプラット)に共感しました。その学びをきっかけに、自社でも塗装技術の知見を集約するChatbotの導入を決定しました。

「挑戦し続ける塗装屋」を掲げるマイスターズグリットは、高度な塗装技術を強みに事業を展開してきました。その結果、社外から寄せられる問い合わせは難易度の高いものが多く、回答には専門的な知識と経験が求められます。一方で、熟練者が常に問い合わせに対応できるとは限りません。回答が遅れた結果、商談機会を逃してしまう場面もあったといいます。こうした機会損失を少しでも減らすことも、Chatbot導入の狙いの一つでした。

塗装技術・ノウハウを集約したChatbotの開発を、株式会社アンプラットが担当しました。株式会社サンコー技研とのChatbot「サンコー君」開発で培ったノウハウを活かし、構築を進めました。その結果、塗料選定、下地処理、施工条件、品質保証など、塗装工程における属人的な経験知を“体系化された知識”として扱えるChatbot「マイグリちゃん」が誕生しました。

マイスターズグリットのウェブサイトにChatbot「マイグリちゃん」が実装

マイスターズグリットがこれまでに蓄積してきた塗装に関する技術資料、コンテンツ、現場対応ノウハウをもとに構築された「マイグリちゃん」は、塗装に関する疑問や課題に即座に回答できます。

「マイグリちゃん」により、専門知へのアクセスが“人に依存しない形”で可能になりました。営業機会の損失回避に加え、大きく2つの変化が生まれたといいます。

  • 業務効率の改善:問い合わせ対応のたびに匠が作業を止める頻度が減り、現場の手が止まりにくくなった。 
  • 学習・技術理解の促進:社内外で塗装技術を学びたい人が、理解のために積極的に利用するようになった。 

些細な質問でも即座に返ってくるため、「匠に聞くほどでは…」と遠慮していた疑問を解消しやすい環境づくりにもつながりました。本事例は、「製造業の技術や知識をChatbotに集結する未来」を具体的に示す取り組みの一つと言えます。

全国知識製造業会議では、知識の社会実装をさらに進めるため、「全国知識製造業会議2026」を2026年3月27日(金)に開催します。ぜひご参加ください。